会社を受け継いだ2代目経営者の方へ

こんにちは、ライフチェンジアーティスト高波信幸です。

 

 

 

私は生まれた時から2代目経営者になる運命でした。

 

 

父が会社を創業したのは昭和35年、私が生まれたのは昭和44年。

 

 

 

私が満1歳を迎えて間もなく会社は満10歳を迎えました。

 

物心つく頃には、父も祖母も「お前はこの会社の跡を継ぐんだから」と事ある毎に私に言い続け、刷り込んでいました。

 

 

 

経産省のデータによると今の時代起業して3年続く会社は50%、5年続く会社は40%、10年続く会社は26%だそうです。

 

 

 

ただ、日経ビジネスに掲載されていた別の指標ではベンチャー企業の5年後生存率は15%10年後生存率は6.3%なんていうデータもあります。

 

 

父は昔よく私に

 

「金のなる木はくれてやる。その代り今ある金は俺が全部使う。」

 

そう言ってました。

 

 

 

創業当時は3人で始めた会社だと言ってましたが、私が入社する頃にはピークを迎え、パートを含めると50人に届く規模になっていました。

 

 

私が入社した時、私は当然社歴では一番短い、ただ単に社長の息子というだけで何の実績もない若造でした。

 

当然誰も私の話しなど聞きもしません。今まで通りの仕事の仕方を続け、それに何の疑問も持たない。

 

うちの会社には、私が生まれる前から勤めている従業員もいました。私の赤ん坊の頃から知っているので、当然のように自分の子供と同じように子供扱いです。

 

 

そんな状況をどう乗り越えていったか。

 

 

私がただの跡取り経営者でいいと考えていたのであれば、多分それでも良かったのでしょう。

 

 

でも私はそうはしなかった。

 

誰もが認めざるを得ない実績をもって改革し、信頼を勝ち取っていったのです。

 

 

 

途中バブルがはじけ、リーマンショックがあり、様々な荒波に揉まれながらも今年創業60周年を過ぎ確かにまだ会社は存続しています。

 

 

マーケティングの考え方の中にプロダクトライフサイクルというものがあります。

 

 

 

 

商品が市場に投入されてから徐々に売れなくなって、最終的に販売されなくなるまでの過程のことを示すものなのですが、これに当てはめてみた場合父の会社は私が入社する頃には明らかに成熟期の後半に差し掛かっている状態だったと思います。

 

 

つまり徐々に商品が売れなくなってくる状態です。

 

 

父は経営者としてマーケティングについては全く知らなかったと思いますが、彼の経営をマーケティングの視点で見てみると、確かに60年会社を続けることが出来た、成長させ続けた秘訣がきちんとあることが分かりました。

 

 

 

そんな会社を引き継いだ、また、途中自分でも起業し新しい会社を興した。

 

 

その経験と知識を余すところなくお伝えし、世の2代目経営者の方々には是非ゆるぎない自信を持った事業家になって欲しい、その為に役立つ有益な情報を発信していきたいと思います。

 

 

 

 

 

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