刃物を突き付けられる感覚~2代目経営者に必要な覚悟とは~

こんにちは、ライフチェンジアーティスト高波信幸です。

 

皆さんは、背中に包丁の刃先を突き付けられたような感覚を持ったことはありますか?

 

私はそのような経験があり、はっきりとその時のことを記憶しています。

(これは実際に刃物が突き付けられた事件性のあるものではないのですが)

 

 

 

私が28歳の時に父が経営する会社に入社させてもらいました。

30歳からは常務取締役として会社の経営側に携わっておりました。

 

 

35歳になると、ほとんどの実質的な経営権は私が握っているというか

全ての経営を私が実務としてやっているような、そんな状態でした。

 

 

父は業界の要職についておりましたので、その団体の規約で

「代表取締役社長でないと理事になれない」

というのがありまして、

 

その関係でずっと代表取締役でいましたが、

実質は私が経営を担っているという状態が続いておりました。

 

 

 

37歳になると

 

会社のいろんなことの決済に代表取締役の印が必要になったり

何かをとる際に委任状が必要になったり、非常に手続き上面倒ということで

 

 

 

実質私が経営しているんだからということで、

2人代表という形にしました。

 

 

 

先ほど言った業界団体の規約に

「代表でなければいけない」という文言がありましたので

 

父が代表取締役社長、私が…本来はあまりないケースらしいんですけど

代表取締役副社長という形で会社を運営している状態が数年間続きました。

 

 

 

私が43歳の時に、いよいよ父が業界の要職から退くことになりました。

 

 

 

これを機に、父が取締役会長、私が一人代表で代表取締役ということで

人事変更がありました。

 

 

この時、今まで何年も、実質的な経営は私がやっていたのではありますが、

この一人代表になって、自分が名実ともに

 

 

会社をしょって立つ。

判断して運営していく。

 

 

という決断をした瞬間に、ちょうど肝臓の後ろあたりですかね

鈍い痛みと言いますか

 

刃物を突き付けられているようなそんな感覚になりました。

 

 

 

今でも会社の重要な決断の時には同じような鈍い痛みを

意識として感じることはしばしばあります。

 

 

 

 

2代目経営者の皆さん。

 

 

いかがでしょうか?

 

 

 

 

実際に今、そういった感覚を持たれているのであれば

あなたはきちんと経営に向き合っていると思います。

 

 

ただ、まだ一度もそういった感覚を味わっていないのであれば

まだまだ経営者としての覚悟が足りないと言わざるを得ません。

 

 

一刻も早く、こういった感覚を味わっていただき、

また慣れて頂き

 

本当の事業家になっていただきたいと思います。

 

 

 

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