こんにちは。
ライフチェンジアーティスト高波信幸です。
2代目経営者を事業家に、をコンセプトにセミナー講演などを行っております。
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昨日は私の所属する寒川ロータリークラブの例会でした。
コロナ禍でのガバナー公式訪問だったので、会員は例会場に集まりましたがガバナーとはオンラインで繋いでの例会でした。
寒川ロータリークラブでは理事会も含めてこれで3回目のオンラインでの会ですが、
高齢会員の方たちも少しずつ慣れて来ているようで、良い感じで進んでる印象です。
世の中も急速にコロナ禍での新しいスタイルに変化してますが、企業はこの流れに乗ってより早く時代に対応しなければなりませんね。
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さて、今回は私の経験の中でもかなり大きな気付きに繋がったエピソードを紹介したいと思います。
私が父から継承した会社は行政の廃棄物収集運搬をしてる会社です。
業界の関係者でなければ馴染みは薄いかと思いますが、この廃棄物収集運搬はごみ収集が主なのか、清掃が主なのか長年議論になっており、行政の間でも判断がグレーでした。
というのは収集が主体ということであれば運送業、ゴミ置場の清掃が主体ということであればサービス業に分類されるからです。
もう大分前になりますが、
神奈川県としての正式な見解としてごみ収集は運送業に分類されるという事が決まり、
そこで会社としては貨物事業者としての登録が必要になり、その相談で関東運輸局横浜支局に行った時のことです。
経緯を説明してどうしたら良いかを聞いたところ、必要書類を作成して提出すれば良いとのことでした。
私が相談した担当者は続けて
「貴方が自分で作ればタダですよ。教えてあげるから自分でやればいい」
というアドバイスを貰ったので、私は結局4回程通って提出書類を完成させました。
とりあえず必要な国家資格である運行管理者は書類作成中に取得し、4回目で無事登録出来ましたが、この提出の際に担当者から衝撃の言葉を聞いたのです。
以下、担当者(担)と私の会話です。
担)それにしてもあなたよく書類作れたねぇ。普通はこれその辺の代書屋に頼むんだよ。こんなの頼んだら150万は取られるよ！
私)へっ？だってあなたが自分で出来るから、教えてやるから自分でやれって言ったから。。。
担)うん、確かにそう言ったよ。そして実際に自分で出来たじゃない。でもそう言ったからって本当に自分でやっちゃう奴はほとんどいないからさ！ハハッ(笑)
つまり、私はこの申請が如何に大変なのかを知らなかった故に
自分で出来ると言われた言葉を信じて最後までやり遂げてしまったのです。
もしも私がこの大変さを知っていたら、もし例えば普通は2回で終わるとか事前に情報があったとしたら、恐らく途中から代書屋に頼んだかもしれません。
そもそも最初から代書屋に行っていたかもしれません。
知らない事、知らない分野だったからこそそこでの常識に囚われないで出来るという言葉だけを信じてやり遂げられたんじゃないか、と思うのです。
この考え方は自分の中で今後非常に重要な役割を果たすようになっていきました。
それでは、本日はこれにて失礼いたします。
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