子供に事業継承するのはいつか?

こんにちは。

ライフチェンジアーティスト高波信幸です。

2代目経営者を事業家に、をコンセプトにセミナー講演などを行っております。

 

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いよいよ10月に入りました。


今年も残すところあと3ヶ月。
 

まだまだコロナの影響が収束しない中、本来であればそろそろ年末の忘年会の日程を決める筈なのですが、流石に今年はその話題も殆ど出ません。
 

 

 

私は今後の活動も見据えてまた新しい学びをスタートしますが、これを読んで頂いてるみなさまはこの時期何を決めておられるのでしょうか。

 

 

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今回の話しは本当の意味での事業継承のタイミングはいつがいいのか?というテーマでお伝えしたいと思います。

 

 

先ずは私のケースをお伝えしますと、私の場合は28歳で結婚を機に入社した初めから平の役員でした。

 

 

入社当初は取締役と役職は付いてましたが実際は平社員と一緒に実務を経験する立場でした。

 

 

徐々に組合や協会に父の代わりに出席するようになり、30歳で常務取締役となりました。

 

 

決して大きな会社ではないので1人でやる仕事も多岐に渡るのですが、

 

この頃になると実務というよりは組織整備や事務仕事、

対外関係の仕事が中心となり、営業職的なところも担ってました。

 

 

あとは会社に必要な資格を取得することも私の仕事の一つでした。

 

 

徐々に色々と経営トップとしての仕事も引き継いでいきましたが恐らく35歳の頃にはほぼ経営実務の全てを私がやっていたと思います。

 

37歳で実務上代表取締役以外の場合は委任状が必要なケースでの実務の遅れとその事自体に無駄を感じ、父に進言して2人代表になりました。
 

 

但し、父が理事長に就任していた業界の団体の規定で社長以外は理事になれないという縛りがあったので、父が代表取締役社長、私が代表取締役副社長でした。

 

 

そして父が理事長職の任期満了を迎え退任した期の決算を終えて、私が43歳の時に1人代表として正式に会社のトップになりました。

 

 

つまり実務として社長の仕事をするようになってから8年、実質的に社長の仕事を全てやるようになってからでも6年掛けて世代交代をしました。

 

 

この間私は最初の2年でうちの会社でやってる業務の全てを学び(中学生の時からごみ収集等は手伝ってやってました)、

 

 

その後の5年で経営に必要な実務は一通り出来るようになり、

 

続く2年で経営者としてはやらなければならないことは全てやるようになり、

 

残りの6年は父の信頼を得るための時間であり、自分の時代の経営を考える時間でした。

 

 

またこの間に私が次代の事業の柱として考えたのがフランチャイズ事業への参入であり、実際に父との意見の相違により39歳の時に起業することになりました。

 

 

今考えるとこの新規事業にチャレンジしようとした時が本当の事業継承の最適なタイミングだったのではないかと思います。

 

 

 

まぁその後はフランチャイズ事業が順調に業績を伸ばし、いよいよ父も実績を認めざるを得ないタイミングでの社長交代だったので、

 

 

そういった意味では安心して譲れたのではないかと思いますが、任期の問題があったとはいえ社長交代が遅れたことが会社全体の業績回復の遅れにつながっていると私は思っています。

 

 

 

社長交代をいつ行うか、引継ぎ前の経営者の方と話をすると、多くの場合(その話を鵜呑みにするのであれば)ようは現社長が勝手に心配しているだけで、あとは任せる決断をするだけというステージの場合が多いです。

 

 

 

話しを聞けば聞くほど、実務はもう任せてるけど「まだいざという時にあいつじゃ判断出来ない」なんてことを言う経営者が多いです。

 

 

それはその時に

 

相談役として適切なアドバイスをしてあげたらいいだけじゃないですか」

 

というとほとんどの場合

 

 

「まぁそれはそうだけど…」

 

 

となんとも煮えきらない答えが返ってくるケースが多いです。

 

 

 

つまり親がいつまでも子供扱いしたいだけなんです。

こんなケースに心当たりのある方は、早めの世代交代をお勧めします。

 

 

それでは、また明日お会いしましょう

 

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①10月3日㈯10:00~12:00 

②10月18日㈰10:00~12:00

 

「2代目経営者こそ起業しろ!」経営者の起業セミナー

 

■参加費■1,000円(税込)

■参加方法■ZOOM配信

 

 

10年続く会社が少ないことは、ご存じの方が多いかと思います。
しかし、100年以上続く会社が世界一多いのも実は日本なのです。

この違いは何だと思いますか?

実は、会社を2代目が引き継ぐとき、会社は衰退期に入っているのです、
 

2代目の役割とは。2代目にしかできないこととは。

というところについてセミナーでお話しします

 

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